GitHub 〜GitとGitHub〜
GitHubはGitのホスティングサービス?
Web制作やプログラミングを学ぶにつれGitやGitHubと言う言葉をよく耳にします。ここを訪れた方も耳にしたことはあるが意味がよくわからないと言う人が多いことでしょう。私もその一人でGitHubに関する戸惑いをここでまとめています。GitとGitHubってイコールではないんです。まずはGitについて説明します。
Gitとは
Gitとは『バージョン管理システム』のことです。バージョン管理っていうと難しそうに感じますね。しかし、みなさんよくお使いのWordでも次のようなケースはありませんか?
議事録(20200701).doc
議事録(20200702).doc
議事録(20200703).doc
このようにファイル名にタイトルと更新した日付をつけて保存するような方法を。このケースでは日付ごとに内容が変わっているのだろうと言うことは分かりますが、『誰が』、『いつ』、『何を』と言うのは分かりませんね。Gitではこのような内容に関する変更点をわかりやすく保存してくれるバージョン管理専用ソフトウェアになります。
GitHubとは
冒頭のタイトルでGitHubはGitのホスティングサービスと書きました。ホスティングサービス?そうなりますよね。調べてみました。
ホスティングサービス(サーバホスティングとも)とはサーバの利用者自身でサーバの運営・管理をしなくてもいいように、有料または無料でサーバ機のHDDの記憶スペースや情報処理機能などを利用させるサービスを言う。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つまり、GitHubとはGitで管理しているファイルをGitHubと言うインターネット上に公開されたサーバで運用・管理すると言うサービスになります。ここで運用・管理とありますので、当然インターネット上のサーバにファイルを保存することが大前提となります。
リポジトリとは
さて、GitやGitHubを触っているうちに最初に聞く単語「リポジトリ」。何だろう?ってなりますよね。聞き慣れない言葉なので調べてみると
リポジトリ repository :貯蔵庫や倉庫といった意味の英単語
Web制作者のためのGitHubの教科書
倉庫とあるように、バージョン管理したいファイルを保管する場所をリポジトリと言います。実際には任意のフォルダを作ります。このフォルダのことをリポジトリと呼びます。GitHubを使って運用・管理する場合にはローカルリポジトリとリモートリポジトリと言うものが存在することになります。
ローカルリポジトリ
ローカルリポジトリとは自分のパソコン内にあるリポジトリを指します。ローカルとは自分のパソコンと言い換えて覚えるとわかりやすいでしょう。
リモートリポジトリ
リモートリポジトリとは(ここでは)GitHubのサーバ上に設けたリポジトリを指します。インターネット上の保管場所と覚えるとわかりやすいでしょう。
このようにリポジトリはローカルとリモートがあることがわかりました。実際の作成方法については後で記事にしますね。
ここまでのまとめ
- Gitとは、バージョン管理ソフトウェアである
- GitHubとは、Gitをインターネット上で運用・管理するホスティングサービスのこと
- リポジトリとは、ファイルを保管してある場所のこと。ローカルはパソコン内にある保管場所、リモートはインターネット上にある保管場所のこと。
今日はここまで。次回はコミット?についてです。